2023年9月に入ってから「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」というメールが届いている方が多いようです。
調べてみると、Googleアカウントのセキュリティを強化するために「再設定用のメールアドレスや電話番号を登録」するようにGoogleが促していると考えられます。
こちらの通知メールが詐欺である可能性は低いですが、念のため自身のGoogleアカウントにアクセスして状況を確認してみることをオススメします。
それでは、詳しくみていきましょう!
【詐欺?】「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」のメール
2023年9月に入ってから「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」というメールが届いている方が多いようです。
この突然のメールに「不正利用された?詐欺・迷惑メール?」と心配される方も少なくないと思います。
メールの「◯年分」の部分は人によって年数の違いがあるようですよ!
このメール、一体何なのでしょうか。
メールが届く原因
調べてみると、このメールが詐欺である可能性は低く、Gmailの利用状況によって届く通知であると考えられます。
このメールが届く明確な理由は不明ですが、おそらくGoogleがユーザーのセキュリティを強化する目的で「再設定用のメールアドレスや電話番号」を設定するように促していると考えられます。
例えば、
- Googleアカウントが乗っ取られた
- パスワードを忘れて"ログイン"ができない
- 誰かに不正アクセスされた
という状況になった場合、再設定用のメールアドレスや電話番号を登録していないとGoogleアカウントやGmailなどが見れなくなる可能性があります。
ですが、事前に再設定用のメールアドレスや電話番号を登録しておくと、そのような状況になってもアカウントにログインして再設定することが可能になります。
なので、そのような状況に備えて「再設定用のメールアドレスや電話番号を登録しておくと安心ですよ」という提案をGoogleがしているのだと考えられます。
詐欺メールでないかよく確認する
先ほど、このメールが詐欺である可能性は低いと記述しましたが、念のためメールの送信先がGoogleで間違いないか必ず確認しましょう。
さらに、メールのリンクをクリックする前に自身のGoogleアカウントからアクセスして状況を確認することをおすすめします。
念のためメールのリンクではなく、ご自身のGoogleアカウントから確認すると安心です!
Googleアプリの右上にあるユーザー自身のアイコンをクリックすると、上画像のような画面になります。
そして、「Googleアカウントを管理」をクリックすると下画像のような画面になります。
ホームに「セキュリティに関するヒント」や「プライバシーに関する提案」などが表示されますので、そこからGoogleからの提案などを確認することができます。
「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」のメール対処法6つの手順
「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」というメールが届いた場合の対処法は至って簡単です。
その対処法は、自身のGoogleアカウントにアクセスして再設定用のメールアドレスや電話番号を登録することです。
再設定用のメールアドレスや電話番号の登録だけなら簡単ですね!
その対処法の6つの手順はこちらです。
- ご自身のGmailを開きます。
- 右上にあるユーザー自身のアイコンをクリック(もしくはタップ)します。
- 「Googleアカウントを管理」をクリック(もしくはタップ)します。
- 「個人情報」をクリック(もしくはタップ)します。
- メールアドレスか電話番号をクリック(もしくはタップ)します。
- 「再設定用」や「予備」のメールアドレスを登録、もしくは電話番号を登録します。
今回は著者の「スマホ」画面を参考に、対処法をお伝えしていきます!
対処法手順1|ご自身のGmailを開く
まず、自身のGmail、Gmailアプリを開きます。
対処法手順2|右上にある自身のアイコンをクリック
次に、画面右上にある自身のGoogleアイコンをクリックします。
対処法手順3|「Googleアカウントを管理」をクリック
そして、画面に出てきた自身のアカウントの下にある「Googleアカウントを管理」をクリックします。
対処法手順4|「個人情報」をクリック
「Googleアカウントを管理」をクリックすると、上画像のような画面になりますので「個人情報」という部分をクリックします。
対処法手順5|メールアドレスか電話番号をクリック
「個人情報」をクリックすると名前や生年月日が表示され、その下に「連絡先情報」が表示されます。
その「連絡先情報」の"メール"か"電話番号"の部分をクリックします。
対処法手順6|「再設定用」や「予備」のメールアドレスを登録、もしくは電話番号を登録
すると、「再設定用」や「予備」のメールアドレスの登録画面になります。
この「再設定用」や「予備」のメールアドレスを登録する際は、普段から使用しているメールアドレスか忘れることがないメールアドレスを設定するようにしましょう。
せっかく登録しても、後で思い出せないメールアドレスだと設定した意味がなくなってしまいますね。
この手順を済ませておけば、Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなることは防げるでしょう。
Googleアカウントは2年に1回は必ずログイン
2023年5月にGoogleが「2年以上使用されていないアカウント」を2023年後半から削除していく方針であることを発表しました。
普段あまりGoogleを利用されない方は特に気をつけないといけませんね!
なので「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」のメールもこの政策の一環である可能性があります。
この対策として、Googleアカウントは2年に1回は必ずログインするようにしましょう。
そうすることで、Googleに「アクティブなアカウント」であると認識され、Googleアカウントが削除される心配がなくなります。
その他にも以下ような対策があります。
- Gmailを読む、送信する
- Google検索を使用する
- Googleドライブでドキュメントにアクセスする
- YouTube動画を見る
- Googleフォトを使用する
どれも簡単な操作なので気軽にできますね!
上記のような操作をしておくとGoogleアカウントが削除される心配はありません。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!まとめです!
まとめ
・「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」というメールはGoogleがユーザーのセキュリティを強化する目的で「再設定用のメールアドレスや電話番号」を設定するように促していると考えられる
・「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」というメールが詐欺メールである可能性は低いが、念のため送信先がGoogleであるかを確認し、自身のGoogleアカウントからアクセスして状況を確認したほうが安心
・「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」というメールが届いた場合の対処法は、自身のGoogleアカウントにアクセスして再設定用のメールアドレスや電話番号を登録すること
・2023年後半から、2年以上使用されていないGoogleアカウントは削除していく方針だとGoogleが発表したので、Googleアカウントは2年に1回は必ずログインすることを推奨
こちらの記事が「Gmail(Gメール)の履歴にアクセスできなくなる可能性があります」というメールが届いた方のご参考になれば幸いです。
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